【平均年収で決めてはいけない】割に合わない公務員の仕事内容

どうもアゲハです。

私は公務員が安泰だと思ってなりました。

年収ランキングを見て、楽勝だと感じていたものです。

入庁当初は課長以上の地位についてやろうと考えていました。

権力と富を持ち、裕福な生活を夢見たものです。

しかし、現実は全く違いました。

  • 給料は大して高くない
  • 管理職になっても辛いだけ

私を待っていたのは、公務員という仕事には夢も希望もない、という現実でした。

公務員の平均年収は高く見えるだけ

地方公務員の年収ランキングを検索すると、トップの自治体の平均年収は700万円を超えます。

参考にご覧ください

以下のリンクは、東洋経済新報社の記事です。

https://toyokeizai.net/articles/-/338978

当時の私はランキングを見て、

こんなにもらえるのか

とテンションを上げていました。

しかし、現実は全く違いました。

平均年収をもらえるのは、昔の給与体系が反映されている人だけでした。

選ばれたごくわずかな人間しか高い給料がもらえてなかったのです。

平均年収はあくまでも平均です。

高い給料の人、低い給料の人、全てが合算されています。

なので、平均年齢が高くなれば、平均年収も上がります。

実際に若手の公務員は大した給料がもらえないのです。

公務員の平均年収に到達するためのハードル

ひとむかし前であれば、何もせずに年功序列で給料は上がりました。

年を取るだけで平均年収に達することも可能だったでしょう。

しかし、時代は変わり、今では平均年収を得るためには、高いハードルを越える必要があります。

最低でも課長クラスの管理職になることです。

とはいえ、管理職に就ける席は限られています。

仕事ができるだけではだめです。

飲み会に参加したり、勉強会に参加したり、と媚びを売る必要があります。

不思議なルールですが、有給休暇もあまり使ってはいけません。

効率的な仕事よりも、休まない忍耐が重視されているのが公務員です。

たとえ理不尽なしきたりであっても盲目に従うことで、よやく平均年収が見てきます。

公務員の平均年収を手に入れるための苦労

ようやく平気年収を稼げるようになったとしても、管理職となった先に待ち受けるのはさらなる苦労です。

偉くなれば仕事が減るような感覚をお持ちの方もいることでしょう。

私自身がそのようなイメージを持っていました。

ドラゴンボールや幽遊白書の閻魔大王のようなイメージです。

どちらのキャラも太っているので、全く動かない想像です。

管理職の仕事は判子をつくマシーンだと思っていました。

しかし、公務員の管理職はそうはいきません。

公務員特有とも言える仕事や能力が必要となります。

主に次のような内容です。

  • 訳の分からないクレーム対応
  • 議員や長への顔色伺い
  • 前任者の失態の尻ぬぐい

災害や事故が起きれば、問題解決のために、徹夜したり前線立たないといけません。

どこまで行っても板挟みは続きます。

色々な人の顔色を伺わないといけません。

さらに、突然責任を押し付けられて地位を失う可能性もあります。

理不尽の連続です。

とても割に合った仕事であるとは言えません。

ちなみに、公務員には

管理職なんだからやれよ

という体質があります。

昔の公務員は管理職になってもならなくても甘い汁が吸えました。

わざわざ管理職になる物好きは苦労しろ

という風習がいまだに残っています。

ふんぞり返ったらハラスメントで叩かれますし、苦労は尽きません。

年収を期待して公務員になれば後悔する

若手職員が年収ランキングの年収を手に入れるのはまず無理です。

平均年収を手に入れるためには、管理職を目指す必要があります。

ただ、管理職になってからの苦労は、給料に見合わないものです。

本当に給料の割にあった仕事をしたいのであれば、公務員はオススメできません。

くれぐれも平均年収に騙されてしまわないようにしましょう。

公務員が理想的に見えるのは、全て世間が作り上げたでっちあげにすぎません。

にも関わらず、公務員は一番楽な仕事だという認識が広まっています。

仕事は辛いのが当たり前

という常識が浸透しているからでしょう。

しかし、探せばいくらでも楽に生きる方法はあります。

割に合った仕事も見つかるはずです。

なので、仕事を決めるときはぜひ諦めずに自分が生きやすい選択をしていただきたいと思います。

そのためにも、仮に公務員を志望している学生さんであれば、インターンシップをオススメします。

また、学生さんでないならバイトをしてみてください。

ぜひ内部の人間の声を一度聞いてみることをオススメします。

本当に公務員が楽な仕事であるなら、全員が明るく仕事をしていることでしょう。

実際は、暗い現実に目の当たりにするはずです。

世間の作り出した幻想にとらわれず、本当の自由を手にできる人生を一緒に掴んでいきましょう。