10万円給付により生じる現場公務員のストレス【公務員であり続ける不満】

どうもアゲハです。

今話題の10万円給付ですが、自治体によっては既に給付が開始しているようですね。

ある自治体では、苦情が殺到し、ゴールデンウィークの連休中も窓口を開設していたところもあります。

今回は、10万円給付により私の職場で起きている問題について紹介します。

10万円給付により来庁者数が爆発的に上昇

政府は感染リスク拡大防止のため、オンラインや郵送により対応すると発表しました。

窓口への来訪者を減少させることが狙いだったのでしょう。

しかし、実際は窓口への来訪者が爆発的に増えています。

マイナンバーカードの変更手続きを行うため、住基担当部署に人が殺到している状態です。

オンライン申請を行うためには、マイナンバーカードの正確な情報が必要なため、変更手続きを余儀なくされた人たちが来庁します。

おかげで住基担当部署が大混雑となり、感染リスクどうこうの話ではなくなっています。

そして、溢れた人たちは10万円給付の担当部署や私の属する生活保護の部署にもうろうろします。

平常時よりも市民が庁内に集中している状態にはうんざりします。

ちなみに、ネットでは

給付対象者でない外国人が焦って、住基の手続きに殺到している

という声がありましたが、そんなことはありません。

私の職場は日本人で溢れています。

10万円給付による業務量の増加

問い合わせの電話と支給手続きの応援により業務量が増加しています。

電話による問い合わせ

総務省は10万円給付の専用ダイヤルを設けていますが、国民には全く浸透していません。

そのため、申請先である役所への問い合わせが爆発的に増加しています。

私は生活保護の担当部署に属しており、直接的に10万円の給付に関係はないのですが、問い合わせの電話が鳴りやむことはありません。

  • いつ入金されるの?
  • いつ申請したらいいの?
  • どのに聞いたらいいの?
  • 生活保護でももらっていいの?
  • 収入としてみなされないの?

私個人の意見としては、生活保護受給者が10万円給付の対象になっていることに納得していません。

問い合わせがあるたびに、

うるさいな

と思ってしまいます。

支給手続きの応援

10万円給付は突然決まり、早急な処理が必要であるということです。

担当部署を設けているものの、人手を確保することができていないため応援が必要になります。

ということで、担当部署以外の応援が必要になります。

先ほども言いましたが、私は生活保護の担当部署のため、10万円給付に関係はないものの、支給手続きの応援をしています。

申請者情報に誤りがないか、という単純作業ですが、国民全員ということで膨大な数です。

通常業務を終えてから、単純作業に急いで取り掛かります。

10万円給付により生じるストレス

地方公務員のストレスと言えば、面倒な住民と関わらなければいけない対人ストレスです。

10万円給付により増加した電話問い合わせは、私たちに多くのストレスを生じさせます。

うっとおしい電話内容は

  • 早く支給しろよ
  • 役所はいつも遅いんだよ
  • あ~あ、他の自治体に住めばよかった

がほとんどです。

うっとおしい電話をしてくる住民は、似たようなことしか言いません。

数をこなしていくうちに慣れてくるのですが、感染リスクを負ってまで出勤しているのに、と考えると怒りがおさまりません。

そして、来庁者が増えることによっても多くのストレスが生まれています。

通常ではありえない密の状態が作られることで、ここ数日の間に何度か住民に絡まれることがありました。

  • 肩をぶつけて睨んでくる奴
  • 舌打ちしてくる奴
  • 10万円給付の部署はどこだ!たらい回ししやがって! と叫ぶおっさん

来庁してください、なんて頼んでもないのに、変な人がたくさん集まっていて本当に迷惑です。

末端公務員の苦労を知ってほしい

公務員でない知人からこのようなことを言われました。

仕事があるだけ感謝しないといけない

感染リスクにさらされながらも出勤している私たちの気持ちを少しも考えていない発言です。

私たちだって、自粛のために休めるものなら休みたいものです。

10万円給付といって、ただ貰うだけの人にとってはありがたいものでしょう。

しかし、私たちは給付によるストレスに耐えていることにも少しは気づいてもらいたいものです。

そして、一番気づいてもらいたいのは、公務員現場を知らないお偉い上級公務員の方々です。

10万円を無作為に支給するのはいいのですが、せめて現場を労ってほしいと感じます。

元大阪市長の橋下徹氏も言っていましたが、

感染リスクを負いながらも出勤する公務員には特別の手当を支給

してもらえたら、少しは気持ちも変わってきます。

公務員を捨て駒のように扱い、労ってもくれない国の現状から、公務員であり続けることに不安と不満を感じます。

この仕事には希望がなく、やはり辞める以外に方法はないのかな、と感じます。