
どうもアゲハです。
今は年度末ということで、公務員にとって一番ストレスのかかる時期ですね。
会計の締め切りに追われ、人事異動も気になり、心に大きな負荷がかかります。
今回は、そんな公務員のストレスに屈しないためにオススメしたいルーティーンについて紹介します。
メンタルが弱い私が少しはまともになれたと実感できている習慣ですので、興味のある方は参考にしていただけたらと思います。
公務員のストレスに潰されないための習慣
私がオススメしたい習慣はHIIT、瞑想、酸素カプセルの3つです。
特にHIITや瞑想はどこでもできるので、実践していただきたいです。
HIIT(high intensity interval trainingの略)
私はHIITを始めたことで、憂うつな気分を引き飛ばすことができるようになりました。
嫌なことがあり、頭の中がモヤモヤとする場合に行うと、とても晴れやかな気持ちになれます。
HIITとは「high intensity interval training」の略で、20秒運動して10秒休むという計30秒を8セット繰り返すトレーニングです。
田畑泉先生が考案した「20秒動いて10秒休むを6、7セット」という論文がベースとなっているため、「タバタ式トレーニング」「タバタプロトコル」と言われることもあります。
※ここではひとまず「HIIT」「タバタ式トレーニング」「タバタプロトコル」は同じであると考えてください。
4分間(30秒×8セット)という短い運動時間で、心肺機能(最大酸素摂取量)を効率的に鍛えることができます。
このトレーニングの特徴はとにかくキツイ点です。
トップアスリートがルーティーンとして取り入れているほどにハードなトレーニングなので、一般人の私たちにとっては過酷です。
トレーニングの後は疲労困憊で立っているのもしんどくなります。
ただ、1日たった4分という短い時間で、生まれ変わったような気分が味わえるという点がオススメしたいポイントです。
仕事をしている以上、どうしても運動する時間が取れないという方も多いです。
最近の公務員はほとんどブラック企業と変わらなくなっているので、毎日残業をさせられ散歩に行く時間もない、という人もいます。
そんな忙しい方でも1日4分であれば時間を取れるはずです。
帰宅後に実践すれば、憂うつな気分を吹き飛ばすことができます。
さらに継続することで、心肺機能や身体能力を上昇させることもできますので一石二鳥です。
短時間で、心のリフレッシュと体の鍛錬ができるHIITを一緒にやっていきませんか。
※補足
- 血圧や持病、体重に問題のある方は取り組む前に主治医と相談した方が良いです。
- バーピージャンプ、腕立て伏せなどHIITで選択できる運動内容はたくさんありますので、実践可能なものから取り入れていきましょう。
私たちはオリンピック選手を目指すわけではないので、8セット(4分)を厳守する必要はありません。
タバタ式トレーニングを発表した田畑泉先生によると、週3、4回の頻度で4セット(2分)程度行うことによっても、糖尿病予防効果など、トレーニングの恩恵が受けれるようです。
4セットでも本気で取り組めば頭をすっきりさせれるので、できる範囲で取り組んでみてください。
瞑想
私は瞑想を始めたことで、臆病な性格がマシになった気がします。
元々人間関係が苦手で、人から言われたことを気にして病む性格でした。
公務員になってすぐの頃、上司からのパワハラを受けたことにより対人恐怖症が悪化し、職場のあらゆる人間関係にストレスを感じるようになりました。
当時の私は日常生活を送るのもやっとで、社会人としての機能を果たせない最弱公務員だったと感じています。
さらに生活保護の担当となり、受給者からの罵詈雑言、劣悪な職場環境に耐えきれずに、いつ潰れてもおかしくない日々を送っていました。
私の心を癒してくれたのが1回5分の瞑想です。
- あぐらをかいてそれぞれの手をそれぞれの膝の上に置き、背筋を伸ばし目を瞑る
- ほんの少しだけ深い呼吸を繰り返し、意識は呼吸に集中する
- 雑念に襲われ集中が乱れたら再び呼吸に意識を戻す
※上記画像のような姿勢です。
瞑想を始めたばかりの頃は、呼吸に意識を集中することができませんでした。
職場で浴びせられた屈辱的な言葉が頭の中で駆け巡り、当時の恐怖を思い出して、呼吸への意識がおろそかになります。
それでも懲りずに呼吸に集中するよう努めました。
「吸って」「吐いて」と心の中で念じながら、毎日1回5分の瞑想を起床後と就寝前に行うようにしました。
瞑想を行う前の私は、起きると同時にいつもネガティブなことを想像していました。
「今日も市民に怒鳴られ、上司にいじめられるんだろうな。仕事行きたくない。」
寝起きが悪く、1日のスタートは最悪でした。
一方で、寝つきも悪く、その日あった嫌なことを思い出したり、次の日の仕事を想像すると寝付くことができなくなっていました。
瞑想を2か月ほど継続したときに、ネガティブなことを考えなくなっている自分に気が付きました。
今でも嫌なことがあった直後や嫌な仕事の直前になると、ネガティブなことを考えることはありますが、以前に比べたら気が楽になっています。
ちなみに、最近では仕事中も瞑想を取り入れるようにしています。
市民や上司から屈辱的なことを言われたり、恐怖を与えられた直後は、なにがなんでもトイレの個室を目指します。
少し空気は汚いですが、瞑想するにはうってつけの場所です。
5分間であれば席を外しても怪しまれませんので、トイレでの瞑想が日課になってきています。
おかげで仕事のストレスによる被ダメージ量をかなり減らせるようになりました。
嫌なことがあったときに受けるダメージ量は変わりませんが、平常心を取り戻すまでの時間が短くなっているように感じます。
乱れた意識を自分の呼吸に集中しようとする習慣が、平常心を取り戻す力に変わっているようです。
酸素カプセル
私が酸素カプセルを利用したきっかけは、日常的に感じる息苦しさでした。
常に体が重く、水に溺れているような感覚です。
体が重いせいか、気分も沈み、生きていることに苦痛を感じていました。
精神通院の経歴があり、うつ症状が出ているのかな、と感じましたが、主治医に相談しても効かない薬を処方されるだけで全く解決しませんでした。
息苦しいのは単純に酸素不足なのでは、と感じた私は、酸素カプセルを設置しているリラクゼーションサロンを訪れました。
初回ということもあり1時間1000円で体験することができ、大きな効果を実感することができました。
カプセルを出た直後は体がだるい感じでしたが、時間が経つとともに息苦しさがなくなっていきました。
カプセル利用前の辛さが嘘のように体が軽くなり、呼吸がとても楽になりました。
不安や恐れといった憂うつ気分もなくなったように感じます。
カプセルに入るとこのような恩恵があるようです。
※サロンからの了承を得て載せています。
私の場合は、疲労回復を実感できました。
カプセルを出ると手足の温もりを感じたので、血行が良くなった気もします。
酸素カプセルに1時間入ることで8時間睡眠と同等の効果を得られるようなので、日ごろ睡眠が不十分だと感じる方は是非活用されてはいかがでしょうか。
私は酸素カプセルに入ると、心地良くて眠ってしまっています。
カプセルに守られている安心感からか、十分な酸素に包まれているからかはわかりませんが、定期的に眠りに行っています。
週1日、1カ月間利用することで、酸欠解消になるとのことなので、是非お試しください。
人間の活動に酸素は不可欠で、酸欠状態になると体に様々な悪影響をもたらします。
体調不良でメディカルチェックやカウンセリングを受けるのはもちろんですが、酸素カプセルを試してみるのもいいかもしれません。
一般的なサロンであれば、低価格で利用できますので是非お試しください。
公務員に振りかかるストレスとその恐ろしさ
先日、人事異動に伴うレイアウト変更で休日出勤させられことで、私の怒りは頂点に達しました。
わざわざ貴重な休日に出勤させられたのに、到着してみると何もやることがない、というオチでした。
世界が大変なことになっているこの時期に、リスクを負って出勤させられた挙句、時間を無駄に潰されただけです。
大してやることは変わらないのに、無駄に配置変更を行うなど、公務員は本当に無駄なことをするのが好きな仕事だな、と感じました。
※あくまでも私の職場の状況なので、全ての公務員職場が同じとは限りません。
この経験から、一番恐ろしいことは、ストレスの耐性をつけずにストレスをため込み続けることだ、と感じました。
というのも、休日出勤の号令を出した上司の口癖は、「ストレス発散しよう」です。
が、その上司はいつも仕事で怒り狂い、物を投げたり人に体当たりしたりと、自制心が崩壊しています。
耐性のないまま、ストレスを周りにまき散らすような上司の命令に従い続けていれば、自分も同じような人間になってしまう、と感じました。
元々の性格もあるので、公務員を続けることでダメ上司のようになるとは限りません。
ただ、こんな不幸な人になりたくないと思いましたし、この記事を読んでいただいている方にもできる限り生きやすい人生を送ってほしいと考えています。
今までと違う視点を持つことが一番のストレス解消
ストレスの解消の一番の方法は公務員を辞めることですが、すぐに辞めることができないから困っているんだ、という話です。
私は、公務員を辞めれるその日までにストレスで潰されてしまいそうだったので、自分を変えるための方法を実践しようと思いました。
今回紹介した習慣は、私が実践した結果、特にオススメしたいと思った内容になっています。
昔の自分といえば、先ほど紹介した上司よりも酷い生活を送っていました。
職場や上司に恵まれていなかったことが大きな理由であったとはいえ、タバコや酒、ギャンブルに逃げていました。
自分を変えようという努力をせずに、現実逃避をすることが習慣となっていました。
結果、仕事のストレスに加えて、ニコチン依存症、アルコール依存症、ギャンブル依存症、という問題を抱えてどん底まで堕ちました。
そんなときを経て、私がたどり着いた最高のストレス解消法は、今までよりも広い視野を持つ、ということです。
先ほど紹介した習慣を取り入れた私は、自分の体型や気持ちの変化を楽しむことができました。
↓HIITを習慣にしたことで手に入れた体型です↓
様々なことに挑戦しようという気持ちも芽生え、公務員だけが人生ではない、という考えが生まれました。
現時点、嫌なことがあれば落ち込みますし、辛くて逃げ出したいと思うこともあります。
ただ、今後も視野を広げることにより、さらにストレスを減らしていけると信じています。
今の私にとって公務員以外の人生を考えることが、大きな救いになっています。
もし、この記事を読んでいただいている方が、ストレスに押しつぶされそうになり、どうしてよいかわからないのであれば試してほしいと思います。
どうしようも人生を送っていた私アゲハを変えてくれた習慣としてオススメします。
一緒に状況を好転させていきましょう。
裏ワザ(邪道?)
今回の記事では、追い詰められているときにこそ実践していただきたい方法を紹介しました。
とはいえ、追い詰められているときは、何もやる気が起きない人がほとんどだと思います。
私自身、うつ症状が出ていたときは自暴自棄になっていました。
そんな方たちは無理をせずに病気休暇をとりましょう。
辛いときに無理をしたら人生を台無しにしてしまう可能性があるからです。
社会人としてのあり方を気にして、周りの評価を気にして無理をしてしまうこともあるでしょう。
しかし、心と体を壊してしまっては元も子もありません。
私たちの人生を送れるのは私たちだけなのですから、故障してしまわないように一度白旗を上げてみてはいかがでしょうか。
90日間の病気休暇でゆっくりと考え、余裕が出てきてから是非実践してみてください。
そのときは罪悪感にさいなまれるとしても、人生トータルで見てプラスになる選択を一緒にしていきましょう。
“公務員のストレスに負けないための習慣と最高のストレス解消法” への3件のフィードバック