

人間関係が辛いよぉ。どうしてよいかわからない。誰かおしえて~。
こんな疑問に答えます。
どうもアゲハです。
私は勤続13年の現役公務員です。
公務員として13年も働いていると、これまで人間関係に悩むことは何度もありました。
追い詰められて、どうしてよいかわからなくなったことが何度もあります。
その経験から、人間関係で追い詰められている公務員の人が取るべき行動について紹介します。
人間関係で公務員を辞めたい人が取るべき行動
人間関係が辛いのであれば、しがらみから抜け出すために動きましょう。
問題となっている人間関係から抜け出すために、人事異動の希望を出しましょう。
上司に直談判するのが早いです。
もし、上司との人間関係が問題となっているのであれば、人事担当に直接相談しにいきましょう。
異動の希望を出す際は、医師の診断書があれば、強力な後ろ盾になります。
用意するのが難しいのあれば、どれだけ追い詰められているのかを必死で伝えましょう。
あとは、人事異動を待つのみです。
問題となっている人間が異動するのか、相談した本人の異動希望が通るのかはそのときまでわかりません。
とはいえ、必ずしも人事異動が叶うわけではありません。
人事異動はさまざまな要因が絡み合っています。
政治的な理由や、人事担当のエゴなどあらゆる可能性があります。
いち職員の要望が通らない可能性は十分にあります。
なので、人事異動が叶わないのであれば、部署内での異動希望を出しましょう。
部署内の異動であれば、所属長の一任で決めることができるので、人事異動に比べると要望が通りやすいです。
ただ、部署内の異動が通らない場合も十分あります。
そもそも、部署内に嫌な奴がいて、どこに異動しようと解決にならない場合だってあります。
残された手段は、病気休暇の取得しかありません。
病気休暇を取得すれば、人事担当職員と定期面談が行われます。
病気休暇の原因を詳しく聞いてもらえるので、人間関係が原因である旨を伝えましょう。
また、病気休暇を取得する場合には診断書の提出が必要です。
もし提出する診断書に、お医者さんの一筆をもらえるのであれば、人間関係が原因となっている旨の記載をしてもらいましょう。
以上の行動により、人間関係が解決するかどうかの確約はできません。
しかし、やれる限りのことを試してみましょう。
人間関係で公務員を辞めたいと思っても焦るべきではない話
辞めるか辞めないかの二択で考えるべきではありません。
なぜなら、人間関係に悩んでいると、冷静な判断能力が失われるからです。
選択を誤りやすく、後悔する可能性が高くなります。
私もパワハラ上司にいじめられたり、先輩に傷つけられたり、仲間外れにされたり、色々な仕打ちを受けてきました。
そのときは追い詰められていました。
自分の命を絶とうか悩んだことだってありました。
しかし、すべての同僚が同じように私を貶めてきたわけではありません。
人間関係に恵まれ、心地の良い時間を過ごしたことだってありました。
それなのに、追い詰められているときは、冷静に判断することができませんでした。
公務員すべてが私の敵のように思っていました。
おかげで、公務員を辞めるか辞めないかの二択になっていたのです。
たしかに、追い詰められてときは絶望的です。
でも、それはほんの一旦でしかない可能性があります。
なので、いまの人間関係が嫌だからといって、焦って公務員を辞める選択はすべきではありません。
ちなみに、私と同様にパワハラで悩んでいた同期がいました。
その同期はパワハラに耐え兼ねて、あっさりと辞めていきました。
しかし、ノープランで辞めたため、現在はニート状態です。
転職先が見つからずに苦労しているように見えます。
両親が健在であり、実家暮らしで生活ができています。
とはいえ、もしも両親がいなければ、生活保護を受ける以外に選択はなかったでしょう。
どうしても辞めたいと思っている人へ
人間関係に追い詰められ、どうしてよいかわからない人はすぐに病気休暇を取ってゆっくりするのもひとつです。
なぜなら、追い詰められている状態の人が、自分の人生にとって良い結論は出せないからです。
私もこれまでたくさん人間関係に悩んできました。
しかし、それでもなんとかできているのは病気休暇のおかげです。
パワハラを受けたり、仲間はずれにされて病気になったりしましたが、病気休暇を使うことで凌いで来れました。
もしも私が病気休暇に頼らずに、人間関係の辛さを放置していたら、
- 病気が悪化して働けなくなり、生活保護を受けているか
- ノースキル、ノープランで仕事を辞めて転職に苦労しているか
の2択だったでしょう。
とはいえ、病気休暇を取るのに抵抗がある人は多いと思います。
まるで仮病を使うようで嫌だと言う人もいます。
しかし、病気休暇を取得できるのが公務員のメリットでもあります。
そして、なによりも大切なのは自分の人生にとって後悔のない決断をすることです。
なので、どうしても辛いのであれば、一旦長期の休みを取ってみてはいかがでしょうか。
その上で、自分を追い詰めずにゆっくり考えましょう。
自分の体を最優先に、後悔のない選択ができることを祈ります。