【公務員は残業なし?】残業しても残業代や手当は出ないのか!

どうもアゲハです。

「民間企業に勤めているけど、サービス残業ばかりで、これ以上やっていけない!」

「残業をなくしたい、せめて残業があるとしてもその対価である残業代を受け取りたい!」

このように思った人が、公務員への転職を目指すことは珍しくありません。

私が現在勤めている市役所でも、ブラック企業に嫌気が差して、転職で入庁した人がたくさんいます。

しかし、その人たちは市役所へ入庁したことで望みを叶えることができたのでしょうか?

今回は公務員の残業の実態について紹介したいと思います。

公務員の残業に対する先入観を変えていただけたらと思います。

公務員は残業しまくり

団塊の世代が退職したことにより、公務員の数は大きく減少しましたが、採用が全然されないため公務員の人手は不足した状態です。

一方で、国や県、府などから仕事を丸投げされることにより市役所では仕事が増える一方となっています。

「職員は少ないけど、今までの倍の仕事をこなせ。」

当然定時で仕事を終わらせることは不可能で、泣く泣く残業せざるを得ない状況となっています。

残業代つけれずサービス残業

電通職員の高橋まつりさんが2015年12月25日に自殺してから、過労死が注目されるようになりました。

厚生労働省は月80時間以上を超えると過労死に関連する疾患の発症確率が高まると言っていて、月80時間以上の残業を「過労死ライン」としています。

「組織や働き方を見直して残業を減らし過労死を防ぎましょう。」

厚生労働省が掲げている取り組みになります。

しかし、この取り組みにより私たち公務員はより辛い状況に置かれることとなっています。

それはサービス残業が増加したということです。

「国からの指示で残業するな!→でも残業しないと仕事が多すぎて終わらない!→仕事は終わらせろ!残業代をつけなければいくらでも働いていいよ!」

「残業するなと言われているから仕事が間に合わなくても定時に帰ります。」

は通用しません。

仕事ができていないと人事評価制度により、減給などの懲戒処分の対象になる可能性があるため、泣く泣くサービス残業をしないといけません。

残業代つけたら晒し首で知れ渡る

とはいえ残業代の申請を行うことはできます。

そもそも残業代をもらうことは労働基準法にも定められている労働者の権利です。

正当な労働に対する対価なのですから、残業をしたら残業代をもらえるのは当たり前の話です。

仕事依存症のワーカーホーリクでもない限り、誰が喜んで残業をするんだという話です。

しかし、実際に残業代をつけるとある問題が生まれます。

それは、残業代をつけたことが市役所の中で知れ渡るということです。

「どこの部署の誰が残業を〇時間している。」

という噂が市役所中に広まり、そして市役所の連絡を掲載する掲示板にも残業時間が掲示されることとなります。

「国からの目があるから残業をするならサービス残業をしろ! 残業代をつけてもいいけど公開処刑するぞ!」

結果的にサービス残業を強いられることとなります。

ブラック職場に変わりない

「仕事が多くて終わらないから残業しないといけない。でも、残業代はつけれないからサービス残業をしないといけない。」

最近話題になっている働き方改革も全く機能しておらず、むしろより過労死に近づいている状態です。

仕事はあくまでも生活費を稼ぐための手段であり、それが生きがいである訳がありません。

お金をもらえるから仕事をするのであり、お金がもらえないのなら辛い仕事を誰が好き好んでやるんだという話になります。

それなのに、働き方改革で残業を減らそうという話が出たことによって、「残業した記録さえ残らなければいいんだ。サービス残業ならいいよ。」という職場になってしまいました。

ある程度辛いことでも残業代という見返りがあったからこそこれまでは耐えることができましたが、それすらも与えられなくなってしまっている今、そしてこれからの時代はブラックでしかありません。

サービス残業は人生の無駄!

公務員という法律を遵守しなければならない立場が、残業をつけることを許されないという状況を作り出しているのは仕方のないことです。

ただ、やっぱり残業したのにその見返りがないというのは本当にひどい話です。

それこそ社会人になって間もない若い世代であれば、若くて貴重な時間を何の見返りもない無駄な仕事に費やすというのはとてももったいない話です。

職場を出たら大して役にも立たない仕事の知識や作業に時間を使うのであれば、人生を豊かにする自分の趣味や休息の時間に使うべきです。

仕事が生きがいではないといくら言っていてもサービス残業をしているのであれば、確実に仕事が生きがいになってしまっていることになります。

そんなことをしていたら何の思い出もないまま、病気だけ増えてあっという間に高齢者になってしまいます。

今しかできないことがたくさんあるのに、それを無意味な残業時間に費やしていないかを一緒に考えてみませんか?

公務員は残業のないホワイトではない

とはいえ、市役所でも部署によっては残業がない部署もあります。

業務時間内に仕事を終わられせることができ、サービス残業をする必要のない部署もあります。

ただ、大半はサービス残業を強いられるブラック職場になります。

そうとも知らずに毎年民間企業に勤めていた人が安らぎを求めて市役所に入ってきます。

民間のブラック企業から解放され残業のない市役所を求めて入ってくるのですが、その目論見は失敗に終わります。

せっかくブラック企業から転職することができたのに、サービス残業を100時間近くさせられている人もいます。

ワークライフバランスを求めて市役所に入ったはずなのに、過労で目がイッちゃってる人がたくさんいます。

そんな人の残業中にすすり泣く声を聞いていると本当にゾッとします。

雇われである以上残業は避けられない

以上が公務員の残業の実態となります。

公務員は仕事が楽で、残業なんて関係ないと思って入った私は本当にがっかりしました。

結局のところ雇われである以上は、民間企業であれ公務員であれ残業を避けることはできないということです。

少なくとも公務員は過労死問題により、サービス残業が圧倒的に増えてより劣悪な職場環境になっています。

誰かに雇われて駒として働く以上は、不本意な仕事をさせられますし、それが終わらなければ残業をさせられます。

その残業に手当がつくかつかないかも雇い主の気分で、私たちのような雇われには何の抵抗もできないのです。

私としては、今の仕事がとても嫌で転職を考えています。

先ほども話しましたが、公務員の仕事なんてどれだけ頑張ろうが人生の糧になるようなものがありません。

単純に労働の対価としてお金をもらうのであれば、むしろ他の仕事についた方がよいと感じています。

そんな状況でサービス残業をさせられる毎日に本当に嫌気が差しています。

無意味な残業に貴重な人生の時間を奪われるくらいなら、早く帰宅して自分の趣味に時間をあてたいと心から感じています。

残業がないと思って公務員を目指している方、現在サービス残業に苦しんでいる公務員の方、このままで本当にいいのでしょうか?

一度きりの人生、無駄なものに時間を使っていて本当にいいのでしょうか?

是非私の経験を参考にして、改めて人生の送り方を一緒に考えていただけたらと思います。