公務員アルバイトを始める前に知っておきたいメリットとデメリット

どうもアゲハです。

自治体では定期的に公務員のアルバイト募集があります。

繁忙期のための短期アルバイトや、1年更新の期限付きアルバイトです。

職場で見かけるアルバイトの人たちは次の感じです。

  • 生活費を稼ぐためにパートして働く主婦
  • 自治体試験受験のための学生や受験生

生活費を稼ぐのがメインですが、受験を予定している人も少なからずいます。

今回は、そんな公務員職場におけるアルバイトの実情について紹介します。

これから公務員のアルバイトをしようと考えている人に、参考にしてもらえたらと思います。

公務員のアルバイトを行うメリット

公務員のアルバイトを行うメリットは次の3つです。

  1. 自治体の内情を肌で感じることができる
  2. 面接試験で加点される可能性がある
  3. 給料が保証されている

1と2は生活費を稼ぐ主婦にとって、3は受験予定の人にとってのメリットです。

内情を肌で感じることができる

公務員のアルバイトを行う一番大きなメリットは内情を知れることです。

受験を予定している人にとっては、公務員の適性を自分で感じることができます。

  • 自分の志望先が本当に合っているのか
  • 自分が公務員に向いているのか

といった適性は実際に働いてみないとわかりません。

インターンシップでも内情を知ることは可能です。

しかし、給料が発生していないため、責任を負わされる心配がありません。

インターンシップでは、公務員のきれいな部分しか見えない場合があります。

一方、アルバイトの場合は、責任を負わされます。

最近では公務員も人手不足で、アルバイトも正規職員と同等の働きをしています。

なので、確実に公務員の辛くて嫌な部分も体験できるのです。

面接試験で加点される可能性がある

自治体の公務員試験は、コネの力が大きく働きます。

面接試験の点数は、自治体が独自に審査します。

なので、仮にコネの力があれば、面接試験において加点してもらえる可能性があります。

受験先に全くコネがない人にとっては、受験を予定している自治体でのアルバイト経験がコネを作るきっかけになります。

ただ、加点を期待できるのは、面接にとどまります。

筆記試験は適正に行われるため、採点を外部委託しています。

つまり、どれだけ媚びを売っても、筆記試験に加点はないのです。

筆記試験と面接試験を行う自治体の場合は、最低でも筆記試験を突破する必要があります。

また、強力なコネを持つ受験者とぶつかったときには、勝ち目はありません。

コネにも力関係があるので、アルバイト経験をしていただけでは超えられない壁もたくさんあるのです。

ちなみに、もしアルバイト期間中の評判が悪いと、加点どころかマイナスになる可能性もあります。

給料が保証されている

官公署のアルバイトなので、最低賃金は保証されています。

世間には最低賃金以下で仕事をさせる悪徳企業がたくさんあるので、その点は安心です。

また、1年更新の期限付きアルバイトであれば、週5勤務で有給休暇も付与されます。

労働時間が少ないだけで、ほぼ正規職員と同様の勤務です。

なので、給料もある程度は保証されます。

ある程度の給料、決められた生活リズムを見ると、次の就職先を決めるまでのつなぎとして働くにはよいかもしれません。

公務員のアルバイトのデメリット

公務員のアルバイトのデメリット2つです。

  1. アルバイトの割に合わない責任
  2. メンタルをやられる可能性がある

デメリットを考えると、給料が安く感じるかもしれません。

アルバイトの割に合わない責任

先ほども言いましたが、昔に比べるとアルバイトの責任は重くなっています。

昔に比べて職員が減っているので、アルバイトが補う必要があります。

  • 勤務時間が若干短い
  • 給料が低い

という点を除けば、職員とほぼ同じ責任を負わされます。

仮に、アルバイトの配属先が住民票の発行など、単純な労働なら全然マシです。

しかし、福祉関係の仕事でアルバイトをする場合は、覚悟が必要となります。

アルバイトであろうと、住民対応をさせられます。

クレーマーであろうと対応させられる可能性があるので、完全に割に合いません。

ちなみに、アルバイトであろうと、公務員に準ずる扱いとされます。

なので、他のアルバイトを掛け持ちすることも禁止となっています。

割の合わない仕事をさせられ、掛け持ちの自由も制限されることとなります。

メンタルをやられる可能性がある

公務員職場はどこまで行っても異質な空間です。

古臭い無駄なしきたりに囲まれて、おかしな考え方をする職員がたくさんいます。

無駄なしきたりの典型例は、体育会系のハラスメントです。

特に、女性の場合は平気でセクハラ被害を受ける可能性があります。

そうでなくても、職員からの八つ当たりの吐き口にされたり、仕事で板挟みにされることはよくあります。

正職員と変わらない仕事をさせられるのに、ひどい扱いを受ける可能性があるということです。

結果として、メンタルをやられて消えていくアルバイトもたくさんいるのが現実です。

公務員のアルバイトをたくさん見てきた感想【こんな人がアルバイトをするべき】

公務員のアルバイトは次のような人にオススメです。

  • 職場体験のつもりで働く人
  • 短期的なお小遣い稼ぎで働く人【メンタル強い】

公務員のアルバイトだから中途半端な気持ちは許されない

と思って、働く人も多いです。

しかし、職場の側が、その気持ちを踏みにじることも多々あります。

なので、ある程度、ちからを抜いて働く方が傷つかなくてすみます。

公務員の職場体験のつもりで働く人

公務員のアルバイトをすれば、内情を知ることができ、コネを作る可能性もあります。

ただ、同僚を見ても、アルバイトの人が受かっているイメージはありません。

理由としては、

  • アルバイトをしていて嫌気が差して受験しなかった
  • アルバイト経験が十分に反映されなかった

とさまざまです。

アルバイトをしたからといって、確実な採用につながるわけではありません。

なので、職場体験のつもりでアルバイトをすべきです。

採用を宛てにしてアルバイトをするのはやめておいた方がよいです。

仮に採用されなかったときに、裏切られた気持ちになるので、メンタルに良くないです。

そうなるくらいなら、アルバイトの時間を勉強や他の進路を考える時間に使った方がよいでしょう。

短期的なお小遣い稼ぎで働く人【メンタル強い】

次の就職先が決まるまでとか、つなぎやお小遣い稼ぎで働く場合はオススメです。

期間を決めて働くのであれば、公務員のアルバイトはよいかもしれません。

給料も保証されていますし、職員に準じた規則正しい労働ができます。

一方で、無期限での仕事を希望している方にはオススメできません。

なぜなら、公務員のアルバイトといっても、いつクビを切られるかわからないからです。

一見、公務員のアルバイトなのだから、身分保障もされているイメージです。

しかし、公務員のアルバイトは職場の都合で簡単に切り捨てられます。

人事評価制度により、私たちのような公務員ですら身分保障が危うくなっている時代です。

そんな時代で、公務員のアルバイトは本当に軽く扱われます。

そして、先ほども言いましたが、公務員職場はどこまで行っても異質です。

上司との機嫌とり、職員からの八つ当たりなどの矛先になります。

無駄に重い責任を持たされて追い詰められる可能性だってあります。

なので、メンタルに自信のある方でないと厳しいかもしれません。

公務員のアルバイトが無惨に消えていった話

私が公務員として働きだしたころは、多くのアルバイトがいました。

初めて同じ職場で働くこととなった美人のアルバイトさんがいまも印象的です。

気が利いて、職場を明るくしてくれるような存在でした。

しかし、あるときから職場のエロおやじによるセクハラや職場での板挟みに遭うようになりました。

きれいだった見た目も、やつれて色あせていきました。

見た目は老け込み、肌も荒れ、初めて会ったときとはまるで別人のようになりました。

真面目な性格だったので、傷つきながらもなんとか耐えていました。

しかし、ついに限界を迎えました。

あるときから突然来なくなってしまい、辞めた話をしばらくしてから聞くこととなりました。

その人と仲の良かったアルバイト仲間に聞いた話だと、完全にメンタルを壊して引きこもってしまっているようです。

華やかな人生を、たかがアルバイトの仕事に狂わされた悲しい話です。

公務員のアルバイト【時給やコネだけで信用してはいけない現場】

アルバイトといえば、責任の軽さだと感じます。

メンタルを壊したり、人生に悪影響を及ぼすべきではありません。

もし公務員のアルバイトを検討している方はぜひその点を考慮してください。

また、公務員のアルバイトだからといって、穏やかに仕事ができるとは限りません。

場合によっては、割に合わない職場環境であることはあります。

公務員のアルバイトであれば、きちんとした職場であるだろう

という考えは幻想です。

万が一、合わないと思ったら、無理はしないでくださいね。

おかしな職場、おかしな人間はたくさんいます。

不当な扱いを受けた場合は、自分がおかしいと耐えてはいけません。

自治体への受験を予定している方も、アルバイトをすることに対して過度な期待を持つのはやめましょう。

コネを作れる可能性がある反面、信頼を失うリスクもあるということを是非覚えておいてください。

あくまでも、アルバイトは職場体験の一環だと思って望むのがオススメです。

そして、合わないと感じたら、別の自治体や他の公務員を目指しましょう。

 

以上、公務員のアルバイトについての話でした。

ここまでの話はあくまでも私の自治体において実際に起きている問題点をまとめた内容です。

待遇が良い自治体もあると思いますので、参考程度にしてください。