

公務員を目指し、公務員の仕事に興味のある人
「公務員の仕事していてやりがいを感じるのはいつですか?」
どうもアゲハです。
今回は、勤続13年の現役公務員である私が、こういった疑問に答えます。
公務員としてやりがいを感じる仕事
公務員の仕事は、パッとしない業務の繰り返しです。
その中で、これから紹介する仕事の場合、やりがいを感じることができます。
- 感謝される仕事
- 新しい仕事
感謝される仕事
普段はパッとしない仕事であっても、感謝されることでやりがいを感じることがあります。
私が働いている生活保護の担当を例に出します。
普段は憎まれ口をたたかれ、罵声を浴びせられることも珍しくない職場です。
しかし、ごくまれに私たちの仕事に感謝してくれる人がいます。
支援した本人であったり、本人に困らされている家族からであったりです。
基本的には胸くそ悪い仕事ですが、感謝の気持ちを伝えられたら報われた気分になります。
めずらしくやりがいを感じることができるのです。
新しい仕事
いつも同じ仕事の繰り返しである公務員にも、新しい仕事が舞い込むケースがあります。
たとえば、新たな公共施設の建設業務です。
公民館や学校を建てたり、公園を作ったりするなどが挙げられます。
建物を建てるなどの現場の作業は、委託した会社が行います。
なので、私たちの仕事といえば、せいぜい会社を選ぶ入札の準備をしたり、選ばれた会社と打ち合わせを行う程度です。
とはいえ、新たなものが完成すると達成感があります。
自分の貢献により新たなものが生まれたというやりがいです。
公務員のやりがいは人それぞれ
私は「感謝される」「新しい」仕事にやりがいを感じます。
しかし、実際はやってみないとわかりません。
なぜなら、人それぞれでやりがいを感じる場面は異なるからです。
たとえば、
- 福祉の仕事にやりがいを感じる人
- 期限内に事務作業を終わらせることにやりがいを感じる人
さまざまな人がいます。
私の場合は、福祉の仕事が嫌いです。
先ほどはやりがいを感じる例として福祉の仕事を挙げましたが、感謝されることなんてほとんどないので好きではありません。
一方で、困っている同僚を助けるような業務にはやりがいを感じます。
たとえば、備品が壊れているときに修繕したり、手配したりするような仕事は好きです。
公務員というと一概にやりがいのない仕事だとイメージがあります。
しかし、全くやりがいがないといえば、そんなことはありません。
実際にやってみないとわからないものです。
公務員のやりがいが感じれないときの対応
もし、これから公務員を目指した人が、公務員の仕事にやりがいが感じれないと思っても、すぐに辞めるのはやめておきましょう。
なぜなら、部署や関わる人によってやりがいが変わってくるからです。
私は福祉の仕事が嫌で、現在は公務員を辞めたいと考えて活動しています。
しかし、公務員になってからずっと辞めたいと思ってきたのかというとそんなことはありません。
公務員の仕事にやりがいを感じていた時期もありました。
公共建築物の建設に携わっていた頃は、充実していました。
一方で、同じ福祉の部署であっても、事務作業に従事していた頃も、悪くない時間でした。
公務員の仕事は基本的におもしろくない内容ばかりです。
しかし、そんな中でもやりがいのある仕事は見つけられるかもしれません。
なので、もしやりがいがないと思っても、一旦立ち止まって周りを見渡してみてはいかがでしょう。
やりがいのある仕事が残っているかもしれません。